オタクのよろこび語録~ボキャ貧編~

2次元のアイドルを推すオタクが色々やってみる。メイクとファッションが好き。

ヒプマイの新曲を聴いたよ!(感想編)

  こんにちは、ユニコです。前回の記事をアップしてからもう一か月経っていたとは…。大分さぼり気味で気まぐれなブログ更新でしたが5月からは一か月に3本のペースを目標に書いていきたいと思います。宣言したからには頑張るぞ!先日24日に発売したヒプノシスマイクの新アルバム「Enter the Hypnosis Microphone」が発売しましたね!さらに今年9月には大阪でライブの開催も決定したそうですが、わたしは今回はライブに応募しないのでiTunesで購入しました。新曲がどれもエモエモのエモでやっぱりヒプノシスマイクの曲のクオリティーは信頼がおけるなぁと…(何様感)。今回は新曲の感想をざっくりと行きたいと思います!ちなみにドラマCDも視聴済みではありますがわたしはストーリーを真面目に追うことを諦めたので(爆)ドラマパートの感想は少しありますがシビアな見方をしている部分もあります。苦手な方はお控えください。曲に関しては元気に語っております。それではどうぞ!

 

 

 

 

 

 

①Hoodstar

これ、あれだよ…。80年代アメリカのスクールドラマ?!クラスに不良も優等生もがり勉もませた女子もいるやつ。そしてストリートバスケなんかしちゃう。そんな雰囲気を感じました。曲調は王道のヒップホップで聴きやすかったです。これまでのアンセム2曲の殺伐とした雰囲気とは打って変わって軽快な曲ですがこれもまたいい。何と言ってもキャストの皆さんの歌唱力が格段に上がったのが分かります。いい具合に遊びが入ってきているなと思いました。Fling Posseのターンで曲調ががらっと変わるのがいいですし、スクールドラマでいうとちょっと利口で群れることを好まずに斜に構えて遠目から眺めているタイプといった感じです。伝わるのかな、これ…。個人的には幻太郎のバースでのRGBの言葉遊びが好きです。天才!

 

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②おはようイケブクロ


 今日本で一番アツいラップチーム「Buster Bros!!!」がイケブクロの中心からお届けするこの番組。山田3兄弟がheadsのお悩みやリクエストに全力でお応え。3人と一緒にラップで憂鬱な朝をぶっ飛ばそうぜ!笑いあり涙ありの最高にピースな1時間、平日朝7時放送開始。Mic on the set!!!(すべて捏造)

 

 この4分半で全てわかってしまった…(何を)。というかむしろ前世から知ってた。各ディビの曲で一番最初に聴いて全部持っていかれた控えめに行って最高。おはようイケブクロはどこの局で放送してるの…?わたしのこれからの朝の挨拶は「おはブクロ」で決まりです。3人が好きなタイプを答えるときの次郎くんの「優しい女子かな」がかわいすぎてニヤニヤしてしまいました。そしていち兄の「強い女子(物理)」はね、あぁ…モテないわけではないのに本人が鈍感すぎてダメなパターンだわとなんとなく悟りましたw三郎くんもいつもよりも表の顔なのかかわいい末っ子感がアップしていたように思います。そして一番問題のコーナーがいち兄が絶対に言わないことを募集したコーナー。「初めてだから…優しくしてね…。」?????最初から下ネタwww個人的にはそれよりも「マカロン買ってきて」がツボです。言わなそうだけど言ってほしい。そしていち兄に愛してると言ってもらいたい弟2人がかわいいのなんのって…。あの無言の間で次郎くんと三郎くんが互いに顔を見合わせてジブリのヒロインみたいに目を輝かせながら興奮気味に息を吸い込む幻覚が見えました。これが副交感神経に作用するヒプノシスマイク…。二人の相槌がいちいちかわいいし、個人的にはいち兄の「すんません、ジングルいってください。」が好きです。最後は新生活が始まる人への応援ラップで元気をくれる…最高じゃん。
 曲に関して言うと、3人のスキルがますますアップして兄弟として息があっているように思いました。ラジオのコーナーごとにビートが変わるのでそれに合わせてラップをするのは大変だと思いますが、それをここまでの完成度にできたのは懸命にヒップホップを勉強してこられたキャストの方々の努力のたまものだと思わずリスペクト。イケブクロディビジョンの曲はノリのいい曲ばかりでライブ内でもムードメーカー的存在ですよね。ライブで再現するには難しい曲の様に感じますが、きっとライブでは盛り上がり間違いなしだろうと思いました。アドリブが入ったら面白そう。

 

 

シノギ(Dead Pools)


 ヨコハマの曲はサマトキ様の英語から始まる決まりでもあるのかな??今回の曲は前曲の「Yokohama Walker」の爽やかなチューンとは対照的なヒール感漂う雰囲気です。サマトキ様のフローは毎回本当にかっこよくてツボ。「お」家と言ってしまうところがサマトキ様をよく捉えているなという印象でした。TDDのドラマCDでも一郎くんの「土産」発言に対して「お土産?」と返していましたもんね、kawaii///しかしこの曲は何といっても「ハマにハマれ」ではないでしょうか?少し聴いただけで半端なく耳に残ります。これがヒプノシスマイク…(2回目)。正直に個人的な好みで言えば「Yokohama Walker」が好きですが、対照的にいい意味で男くささがあって好きです。

 

 

④Stella


 うーーーーーん…。Filing Posseの曲はどうしてこんなにも感情を揺さぶってくるんしょう。そして考察の滾ること滾ること。きっとネット上には優秀な考察が溢れていると思うので感想だけ書きます。そもそも幻太郎が自分たちをモデルにして書いた小説というこの曲の構造自体がエモいですよね。メタっぽいんだけどそうではない、現実と虚構の間を移ろうような感じがまさに“彼ら“らしさにあふれていると思います。小説の中では王様が帝統、山賊が幻太郎、科学者が乱数という一見ちょっと意外に思えるような配役ですがそれぞれの本質が鋭く洞察されているような気がします。PCCSでは「パレットの上でよろめいていたい」というリリックがありましたがそれが幻太郎の表現では「宇宙を漂う星」なのでしょう。だからこそのStella。え、エモーっ!!!個人的に Fling Posseを一言でいうと「大人になりたくない」が大きいかなと思っています。彼らは他のディビジョンの様に互いの過去に重きを置いているわけでもなければ未来に向けた特別な志があるかも定かでない。まさに「今を生きることがモチベーション」なんですよね。そこに一種のノスタルジーを感じて「エモい」という感情になると思うんです。ですがそんな中にも最後の方の歌詞で彼らなりの前進する覚悟が見える。そこがPCCSとちょっと違うポイントかなと思います。それから現実では乱数が幻太郎と帝統をチームに誘った経緯がありますが、曲中では反対に幻太郎と帝統が乱数に手を差し伸べるという逆転の構図が好きです。「賭けてみないか?」そう言って彼らをチームに誘ったのはむしろ乱数の方でしたよね。

 曲に関して言うとビートから夢野源太郎ワールド全開で最高。メロディーがついて3人での歌唱パートでの加速感がエモさを加速させているように思います。そして驚かされるのがキャストの皆さんの演技の幅の広さです。特に野津山さんのラップは最初「誰???」と思わずなってしまうほどのギャップです。ちゃんと帝統ではあるのですが今までの威勢のいいラップとは全然違います。普段元気なキャラクターだと静かな曲で浮いてしまうことがよくあると思うのですが、キャラクターをしっかり保ちながらも曲と調和していて本当にすごいと思います。

 

 

パピヨン


 来ました!わたしの推しディビジョン。ヒプノシスマイクは好きなキャラクターと曲が必ずしも一致するとは限らないのが難しくも面白いところ。因みにわたしの推しは寂雷先生です!パピヨンという曲名から想像していたものと全然違いすぎてびっくりした…。てっきりパピヨンマスクみたいな妖しい曲だと思っていました(爆)。わんちゃんじゃん…。ただ前曲のShinjuku Styleとのバランスを考えるとこのくらいの柔らかさが丁度いいのかなと思います。ついに3人で釣りに行けてよかったね独歩くん…。曲をざっくり聴いただけでは急に平和ボケしてきたな…と思う方もいるでしょうが、lyricが細かくて素晴らしいです!初期設定をすごく大事にして曲を作ってくださったんだなというのが伝わる感じ。「麻天狼は負けんぞう」は確かTwitterで速水さんがおっしゃっていたはず、そしてさらにそこから破天荒でも韻を踏んでいます。また、独歩のlyricで「焼き鮭」と「ヤケ酒」でライムがされているのが細かくて感動です。先生の口癖の「興味深い」もちゃんと入れてくれてるの神…。そして平和ボケにならなかった点として2分半あたりから曲調が少し変わるんですよね。彼らの初期立ち絵の文言と共にシリアスなパートを作ってくださっているのがよかったです。それから近所迷惑やんwと笑ってしまいましたが迎えのクラクションを鳴らす粋な先生は見てみたいですね。グッモーニンのカタカナ英語具合がかわいい。あと海パンにジャケットの先生をどうか死ぬまでに拝みたい…。

 

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わたしが思っていたパピヨン

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実際のパピヨン

 

   

⑥総評

 音楽に詳しくないので全然わからないのですが、今回はアッパー系がイケブクロとシンジュクでダウナー系がヨコハマとシブヤという采配でしょうか。どの曲も世界観に忠実でクオリティーが高く粒ぞろいという印象を受けました。またキャストの皆さんのスキルの上達が目に見えてわかるようなアルバムだと思います。感想の分量に偏りがあるのは完全に好みだから許して…。まだヒプノシスマイクを知らない方も一回聞いてみる価値はあるんじゃないかと思いました。

 

 

↓ここからはドラマパートに少しだけ言及します。否定的な内容も

含まれますので純粋にヒプノシスマイクを楽しみたい方は閲覧をお勧めしません。

⑦新ディビ出現の予感…?


 各ディビジョンをコンテナヤードに集結させ互いをつぶし合わせる企みにより一時は危機に陥ったものの何とか共闘により乗り切った彼ら。そんな中、中央区では天谷奴零(あまやどれい)を中心に新たなディビジョンを結成させる計画が動いています。もう名前が難しすぎてついていけない…。これから新ディビジョン増えるのかな…と心配していらっしゃる方もいるかもしれませんね。しかしここからは私の勝手な憶測ですが、新ディビジョンは既存の4ディビジョンの共通の敵になるのではないかと思っています。以前からSNSで新ディビジョンについては賛否が分かれるところではあり、現在ヒプノシスマイクから離れるファンが見られるこの時期に新ディビジョンを既存のディビジョンと同じ扱いにするのは公式にとってリスクが高い。物語の着地点が初めから決まっているのかどうかは分かりませんが、終結させるにおいてどのディビジョンのファンからも不満を生まないようにするには新たに共通の敵を作って4ディビジョンを共闘させるのが安パイなのではないかと思います。かなり穿った見方ではあります。話は変わりますが、先日勉強ラップで有名なco.慶応さんとのコラボでヒプノシスマイクの歴史をラップで振り返る動画がリリースされました。「今からでも遅くない」との謳い文句でしたので公式は新規ファンを獲得する動きに出ているのではないかと思います。ヒプノシスマイクから離れるファンが実際にどのくらいいたのかは正確には計り知れませんが一定数のファンが離れたのも事実。私のように「曲は好きだけど運営方針には疑問を感じる」と首の皮一枚で繋がっているファンもいるにはいると思うのでフレッシュなファンを取り込みたいという気持ちも分からなくはありません。これも企業の戦略の一つ。ですが正直なところ膨らみに膨らみ切ったファンを裁くのがうまくないという印象ではあります。まあ私は曲を全力で楽しむというスタンスでいるしヒプノシスマイクのファン事自体にまだまだ興味があるので無理のない程度に推していこうと思います。